〜富士山〜



<行程>富士5合目→山頂→山小屋


寝ては、トイレ休憩で起こされ×2の後、ここに着いた。


 
富士急ハイランド

あー、どおりで軽装な人が多いわけだ。そりゃ遊園地行くのに冬服はいらないからねぇ。8割くらい降りていった。
残りの2割が富士登山する人たち。
ツアーなんだけどツアーじゃないプランで申し込んだからこういう乗せられ方をしたんですね。というのは、僕らが今回申し込んだのは添乗員なしのフリープラン。初富士山のくせにフリープラン。行き帰りのバスと途中の食事は手配してやるから、着いたらあとは自分らでやってくれ〜ってやつ。だからかな。


7:30、富士山五合目に到着。降りて寒っっ!標高はすでに2300Mくらいあるので、100Mで0.6℃下がるから…14℃くらい平地より低い計算だ。平地が30℃でも五合目は16℃。半袖七分ズボンじゃ寒いわけだ。
  

とりあえず着替える。装いは秋。登るときは暑くなるからちょい薄めで。

朝メシは9時らしい。暇っ。


ふらふら物色して、やっと朝飯。腹減ってたのよー…。
Kさんが来られないことが決まったのが高速バスの中だったので、キャンセルをしていない。つまり、3人分の食事があるということ。

…Kさんの屍を乗り越えて…

2人で3人分頂きました。主に僕が頂きました。。。
 

準備を整え、9時半、登頂開始!
 

まずは六合目へ。

雲の中なので見づらいのはあったが、そこまでつらい道ではなかった。
下山してくる人も五―六合目間は同じ道を通るので、ちょうどご来光を見た人が帰ってくるころというのもあり、たくさんの人とすれ違った。みんな頑張ったねー行ってきまーす。
 

五合目が雲って霧っても〜見にくかったので頂上は大丈夫なのか??と不安だったけど、すれ違う人の中に「やっぱり下は雲ってるんだねー」と言ってる人がいたので安心した。さぁ頑張るぞ。


10時、六合目到着。
 
2390M。かかった時間は30分。でも、一合につき30分で行けると考えるのは間違いです!こっからが長いんだから。


ここからは山小屋がちょいちょいあって(河口湖口だから。ほかのルートはほとんど山小屋がないとこもある)、トイレ行くこともできる(有料)。だから河口湖口は初心者に良いのですよ。
 


くねくねした道を登る登る登る。

タービンの音を聞きながら(ってか、それ以外に音がない)、登る登る登る。

あ、途中で20歳前後の金髪女性(外人さん)が一人で登ってるのを見た。上は長袖だったが、下は短パン。しかもポシェットのみ。……大丈夫ですか!??
七合目の途中あたりから完全に追い抜いてしまったのでそれ以降見ていないが、果たして彼女は登りきったのだろうか?


10:50、"一つ目の"七合目に着いた。
 
くねくねなげーよ…。小さい砂利と砂の上り坂で、地味につらいし。写真撮るのも忘れるほど、ずーっと変化のない道だった。
   


   そこからいくつか小屋を通過し、ごつごつ道を登り、11:45ころ、雲の層を抜けた!明るい!温かい!(10℃だけど…)
 

雲の層を抜けたといっても、日によって雲の高さは違うわけで、富士山より高い位置にあるときだってある。そんときゃご来光も見えないけど、これなら十分見られそうだな。


 
鳥がいる。でももう虫はほぼいない。緑もほぼない。五合目、六合目あたりまではユキムシっていう、その名のとおり雪みたいに真っ白な虫がいた。というか、虫と言われるまで雪だと思ってた…。でも手に乗ったのを見たら、たしかに虫、真っ白の蚊のような虫だった。緑だって七合目を過ぎたあたりからほぼ見られなくなった。あるのは赤茶けた土と、黒っぽかったり青っぽかったりする岩のみ(黒と赤が多い)。富士山は青くスラーッとして見えるけど、実際はゴツゴツした赤黒の岩の集まりなんですね。

 
ごつごつ。ガツガツ。

   
上にもまだ雲の層があった。


12:25、八合目の文字がある高さまで来ました!最初の七合目から1時間半です。んで、八合目もまた長いんですけどねー…
 

縄文杉のときとは違う。あんときも長いーー……と感じたが、富士山も長いー…。しかも、ずっっっと登り。縄文杉では平坦なトロッコ道が半分以上を占めていましたから。ずーっと登りってつらいなぁ。でもこれが本物の登山なんやなと思ったのです、が、これでもまだ道が整備されてるから全然登りやすいんだろうなとも。映画にもなった剣岳とか…ヤバイな。本当の本物は…ヤバイな。


   
カップラーメン600円など。うむ。


またごつごつを登り、登り、登り…。
 


13:15、標高約3200M、本日の宿に着いた。…あれ、着いちゃった…?
というのも、予定表(フリーだが、一応目安の予定表はある)では10時発→17時頃山小屋に着くと書いてあったんだが…。
 

まぁ道中の山小屋で時間見てたから確実に早く着きすぎるとはふんでたので、予定表には山小屋着→泊とあったけど、今日中に登りきっちゃえ!と。んで昼の山頂を見て、山小屋戻って、仮眠して、夜また登ってご来光見てやろうと、考えていたのであります。


とは言うものの、山頂まではあと(たぶん)2時間くらい。そんなに急がなくてもいい。友達がちょっと休ませてと言うし、休憩することに。
 
宿の山小屋に荷物を置かせてもらい(一番乗り!)、30分休憩して、さぁ行くぞ!
休憩したから、逆に筋肉の疲労が現れちったよっ


13:50、出発!


5分後、次の山小屋に着!早!
 


さらに20分後、その次の山小屋に着!
  

3000Mを越えたあたりから少しずつ、高山病がどんなものなのかわかってきた。後頭部がなんて言うか、ズンとしてる。痛いわけではない。重いのほうが近いけど、ちょっと違う。なんか、なんか。んで、胸やけに似た感じもする。これが酸欠の入り口なんかな。深呼吸したら治るんやけど、またすぐなる。また深呼吸。繰り返し。山登ってるから呼吸が荒いのか、酸欠気味だから荒いのかは見分けがつかんが、たぶん両方なんだろうね。途中途中、山小屋とかでも休憩しながらゆっくりめに進んだ。時間はたっぷりあるから。

  
もう完全に雲の上。本日は晴天なり。(富士より高い雲があるときだってあんだから、晴天で合ってるよね?)
  

15時、鳥居?
 

あぁ、神社ね。九合目は神社がありました。


頑張れ!下にいる人!
 


15:25、また鳥居。これを越えると、
 

頂上!!!!!15:27、頂上!!!つーいーた〜!!!あぁぁぁあああ〜〜〜〜〜ついたーー!
 




なーんて。実はまだ着いておりません。僕の中では。


ここは河口湖口の頂上なのです。標高はたしか3760Mくらい。ここから御鉢回りというのをしないと、3776Mには到達しないのです。

予定表では夜(早朝?)登ったときに御鉢回りしなよって書いてあったけど、それではなんも見えんやろ…と思ったのも、昼に登ってしまおうと思い立った理由の一つなのです。



というわけで回ります。友達はもう俺は疲れた…待ってるわっつって、売店前に座りました。頂上にも売店はあるんです。
わしゃーまだ満足しておりゃせんので、いってきやす!!


御鉢回りってのは、富士山の火口の周りを回ることです。普通は時計回りだそうですが、逆回りのほうが上り坂が少なくて楽なそうなんで、そっちで行きます。セオリーとかどーでもいいですから。
  

富士山の中央はでっかくくぼんでます。ベジータがあのカプセル型宇宙船で飛んできたみたいに。……来たのかな…?
  


回ります。少しのアップダウンで少しだけ頭痛を感じながら、んですぐ深呼吸して治しながら、回ります。
  

途中、パンをかじりながら、回ります。


  
永久凍土なんかもあり

 
この道の先に頂上が!!

 
ココッ(観測所)


  
ココッッッ!!!(16:40)


来たゼィ!!!


!!!



ちょっと先の展望台(?)に行く


下はこんなん。だからゴミの富士山と言われるんだろうか…道中はそこまで汚くなかったんだが…
 

そして全景はこちら!!
    



どうだ、奮えるだろう。僕は奮えましたよ。


すごすぎでしょ、山の頂は。静寂だし、虫の一匹もいないし、目の前に広がるのはただ、雲海のみ。登ってよかったーと思えるよな。立山もめっちゃよかったけど、ずーっと雲ってのもいいねぇ。雲平線の向こうとでも言うのか?自分のまわりすべてがこうなってんですよ!
絶景です。


10分くらい堪能して、戻ります。

 
あぁ、空が青い。

 
あぁ、下りがきつい…(注意:傾斜45度くらいあんじゃねーかという下り道です)右側に写ってる柵をつたって、なんとか下りました。


17:10、一周した!が、友達がいない。売店も閉まってる。ちょいと探したけど、やっぱりいない。


………先に降りたかな。

うし、降りよう!


また下り傾斜がきつい〜………
  

………


………


………


あぁ!疲れるわ!下りは脚にくるわ!
後ろ向きに歩くと脚が痛くなりにくいですよ。使う筋肉が違ってくるから。ただし、でっかい石ころがあると超危険ですよ…。
僕は前向いたり後ろ向いたり横向いたり、なんとか脚の負担を軽減しようと試行錯誤しながら下りました。でも痛いもんは痛い…。


 
吉田口(河口湖方面)と須走口の分岐点。このたった一ヵ所で間違えたら、大変なことに…。


18:00、無事宿に戻ってきた。友達もいた。どうやら、僕が御鉢回りに行ってすぐ売店が閉まっちゃって温かいものが飲めず、ずーっと座ってるとめちゃ寒くて、でも待つと言ったから待たねばと思い、5時までの約1時間頑張ったけど限界で、降りてきたんだと。10分だけすれ違ってしまったな。
風邪振り返したらしい(山来る前は寝込んでた)。あらら……先降りててよかったのに…。明日大丈夫か…??



すぐ宿に入って、夕食を。

 
カレーです。味は……インスタントみたいな味…。
風邪なら元気つけないと!ってことで、友達が2個食べました。


明日は2時に出発しようと決めて、雑魚寝部屋へ。すでにいっぱい寝てたんで、そこでは静か〜にしとかないと。
そろ〜っと寝転んで、そろ〜っと就寝。


僕はけっこうすぐ寝れたんですが、友達はなかなか寝つけなかったみたい。食い過ぎたのと、風邪と、空気の悪さと、標高のせいで…。
僕も一回21時過ぎに起きてしまって、若干気持ち悪かったしどーにも寝つけなさそうだったんで、外の空気を吸いに。友達は、もう寒いところに出たくないと、若干トラウマ状態…明日までに回復してくだされ…


外はまぁ寒いけど、気持ちよかった。空気もいいし、宿の煌々とした電気からちょっと遠ざかると、満天の星空。天然プラネタリウム。デジカメじゃ撮れないのは至極残念だが、これも絶景。地上にいるときはビルや山で上にしか星は見えないけど、そもそも日本は明るすぎてなかなか見れないけど、山なら上だけでなく、横にも、遮る物は何もないから、半球くらい星が見えるんです。すっげー…。


適度に冷えてきたんで、もう一寝入りしてみよう。
友達に外よかったよ、と言うが、寒いのはもう嫌〜と。明日大丈夫かぁー…

雑魚寝部屋はやっぱり空気が悪く、すぐ気持ち悪さは戻ってきたけど、頑張って寝ました。ちと時間かかったが。


明日へ続く
 

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