〜ウマワカ渓谷 1/23〜
<行程>プルママルカ→ティルカラ→ウマワカ→フフイ→サルタ
ウマワカ渓谷ツアー。
なぜ予定が一日ずれてでもここに行くのか。さっさと次の夜行バスに乗ってしまえば、予定より早回しもできるのに。
それは、ここが世界遺産だから〜。アイラブ世界遺産。
朝6時半に起き、昨日と全く同じ朝食を食べて、7時〜7時半に来ると言われたバスを待つ。
7:50、バスが来た。
ガイドは、95%スペイン語。重要な部分だけを英語で話した。さっぱりわからん。
最初の目的地まではけっこう走ったなぁ。文庫本を読んでいたら、隣のオランダ人に話しかけられた。オランダ人はオランダ語?でも英語も堪能で、まぁまぁ会話できたかな。
それから、後ろのお母さんくらいの歳の人にも。
文庫本を見て、どっち向きに読むの?って。
そんな質問されるとは予想していなかったから、何を聞かれたのか理解するまでに時間かかったよ。確かに、英語は絶対左上から右下にかけて書くけど、日本語の本は右上から左下にかけて書いてあるよね。英語には縦に読むという概念はないんだもんな。初めて気付いた。
でも日本語は、パソコンや携帯で文字を打つときは英語みたいに左上から右下に書いたりもする。
不思議や。
ガソリンスタンドに寄る。外国のガソリンスタンドにはたいていコンビニみたいなんや、小さいスーパーが併設してて、小休憩。
標高は2000Mを越えて、左右に山々が現れ始める。サボテンしか生えてないくせに、色とりどりな山。
11時、プルママルカに到着。そういえば、アタカマから来るとき通った道だ。あの時は暗くなりかけてたし、4時間待ちにうんざりしてたから気づかなかった。
美しい!これが見たかった!
町をちょっと歩いたり、
登ることもできるらしい。
30分くらい過ごして、次へ。
標高は約2600M。ティルカラのプカラ遺跡。
遺跡といっても、石を積んだ小さい家っぽいのが少しあって、ほとんどサボテンの山。サボテンにもいろんな種類があるんだな。
そして、ちょっと高い所に登って撮影。晴れてたらもっと美しいか?
一行は、次の目的地へ向かう。
なんかよくわかんないモニュメントで停まった。
南回帰線らしい。トロピックラインって。へぇ、まだそんな北のほうにいたんだ。
南回帰線の説明で、飛行機が飛ぶ場所だとか言ってたようだけど、回帰線の用途を僕はよく知らない。南緯23.4度ってのは知ってるんだけど。用途知らないのに…無駄な知識だなぁと…思った…
木がおかしな傾き方をしている。
そして、標高約3000M、ウマワカの町に。午後2時、昼飯。
エンパナーダ、置いてあったビーンズを置いてあったパンに乗せたもの、リャマ肉のワイン煮、なんかデザート。フォルクローレ付き。1000円くらい。ここで、昨日の昼飯の屋台は安かったのだと知る。リャマ肉は普通にうまい肉ですね。牛に近いかな。
フォルクローレって、そういう名前の楽器だと思ってたけど、この地域での合奏のことを言うんですね。
その後、町を歩く。
祭りをしてた。先程のフォルクローレとは打って変わって、下手くそな演奏…。
そして、意味不明なモニュメント。
30分くらいしたら、帰りのバスです。4時過ぎ。
隣のオランダ人はそこで降りて、明日ボリビアに入るらしい。チャオ。
代わってパリの人が乗ってきた。日本も旅したことあるんだって。ほんと、世界にはいっぱい人間がいるんだねぇとしみじみ。オーストラリアの時は、こんなに人間と接してこなかったから。まぁ、接すると言っても、簡単な会話しかできてないけど…。
写真ポイントで止まりながら、また途中で2名下車。40歳くらいと15歳くらいの母娘。初めて欧米式挨拶されたよ。あの、頬っぺた同士くっつけてキスするやつ。名前なんて言うんだっけ?日本人にゃ恥ずかしい。
6:15、フフイの町まで来た。
20分の自由時間だと言われたのできっかり20分で戻ってみたら、運転手さえいなかった。さすが。
また5、6分歩いてたら戻ってきた。
フフイ、日曜日だったからか、なんもないなーって印象。店はちゃんとありそうだけどね。閉まってた。
帰りに虹が見えた!
午後8:15、サルタに帰還。時間通りですね。
スーパー行って、また夜9時なのにすごい列んでて……。
その帰り道、といっても徒歩3分くらいの距離だけど、ハンバーガー屋らしき店に入る。
ハンバーガーと言っても通じなくて…なんで…。1番上にあったミラネサを注文。歩き方にも載ってた。
カツ!トマトソースとハムチーズでピザ風。うまし。サイゼリヤのチーズカツレツよりよっぽどうまい〜。
ポテトもフニャフニャじゃなくてうまい。
水はこの旅初、ガス入り。今までほとんどガスなししか売ってなかったんだよなー。意外とガス入り好きなのに。
料理が出てくると必ず、どこからともなくハエが飛んでくる。もはや諦めている。一緒に食べようかって感じ。扉開けっぱだしね。
この日は昼も夜もちゃんと食べて、贅沢しすぎたな。
宿に戻って、明日は夜行なので入念にシャワー浴びて、その後歯磨きをし終わった時、同じく歯磨きをしていた男の人に話しかけられた。
なんと、アルゼンチンの大学で生態化学を研究している人だという。
僕の専攻の物理は趣味程度らしいけど、タイプが似ている(であろう。理系だし。)人との話はおもしろかった。まさか南米で熱力学三原則の話をするとは思わなかった。
日本のパソコンがどうやって、aを押したら「あ」が出てくるかを理解してもらうのが大変だったとか、日本人はなぜ中国語がわかることがあるのか(「謝謝」が感謝の意味だとかね)とか、おもしろい人だ。こういう人のところに留学したいな。
あ、でも、毎日はキツイかな(笑)いずれテンションについていけなくなるかな(笑)
すごい普通な感じで会話しちゃったけど、教授とかだったらどうしよう。そこまで歳いってはいなかったけど。ってか、英語で敬語ってどうやるの?雰囲気?
0時半就寝。最近健康的だ。