〜エアーズロック 9/24〜



<行程>サンライズ→エアーズロック一周のマラウォーク→風の谷→サンセット


4:45起床。サンライズの集合時間は5時半でございます。


ロビーにはけっこうな人数。みんなサンライズに行くのです。日本のツアーが一斉にチェックアウトすれから、フロントも混雑してました。


ウルルエクスプレスに乗り合って、夜明けのエアーズロックを目指します。大型バスが何台も出動するので、サンライズ会場はえっらい人数。小高い展望場所は人込人込。寒いのにご苦労様。最初の写真は月ですよ。奥にはマウントオルガも見えました。
               


サンライズはどんなもんかと期待していたが、昨日の橙色のサンセットがとんでもない美しさだったので、見劣り…。太陽が昇った直後の紅色と影のコントラストは確かに素晴らしかったけど…見劣り…。


なるほどサンライズはこういうもんかと知り、昇って5分後、エアーズロックふもとに向けて出発。今日は登れるか??


……登れず……。まぁ、サンライズのときから既に強風だったから無理だとは思ってたけど、それでも現実を突き付けられるまでは期待してしまう。


朝エアーズロックに着いたのが7時。この日は、もし登れたら12時までの5時間で、登って下りて、さらにエアーズロックのまわりを一周するコースを歩こうと思っていた。ちなみに5時間でこれをやるのはけっこうな強行なんだけど、昼からは風の谷に行く予定だったので頑張ろうかと。
でも、開いておらず…。今日これから開くことは風の感じから無理な気がしたので、もう明後日にかけるしかない!祈る!


一周ウォークだけなら3時間みれば十分なので、時間が余ると思って資料館へ。片道2kmウォーク。意外に長く感じる…。知らない道ってそういうもんだ。
     


まだ開いていない部屋もあったけど、文化の一端には触れられたかな。



また2kmを戻って、さぁ一周歩きますか。約11km。さっきの合計4kmは準備運動だったのさ…。


昨日サンセットに行く前にバスで(時速100km)エアーズロックのまわりを一周したのとはまた違ったものがたくさん見られました。車道より近いとこを歩くから当然ですけどね(車道を歩く場所もある)

アボリジニの文化的な理由で撮影禁止な場所もあるんだけど、看板だけではイマイチどこがそれなのかわからない。だから、この写真の中にもきっと撮影禁止なポイントが入ってしまっている…ごめんなさい。

         壁画。

                               

半分まで来た。

                                     

戻ってきた。


場所によって模様が違う。時間によって色も違う。崩れ方ももちろん違う。花も咲いてる。大丈夫か!?なんか緑色薄いぞ!?ってのもあったけど…笑 一周ずーっと楽しめました。足腰は疲れちったけども。

そうして歩くこと2時間半、やっと戻ってきたのでした。あー疲れた。
やっぱり登り口は開いておりませんでした…。
 

急げばぎりぎり登れるんじゃないか、くらいの時間は一応残していたので、バスが迎えに来るまでにまだ1時間半もある。
ずーっとベンチで休憩していてもしょうがないので、一周ウォーク以外の短いコースを行くことに。ルートが別れている場所が一つだけあって、入口から近かったので、そこに行った。


         
紅い壁……!!
ONE PIECEのレッドラインを思い出した日本人は僕だけだろうか。感想は、でっっっけえーなーの一言。


まぁまぁ暑い中(というか陽射しが強くて痛い)ベンチで休憩して、12時のバスで一旦宿に戻ります。ウルルエクスプレスにエアーズロック→オルガの直通は残念ながらないので…。

赤土にやられている…。
 


そして、休む間もなく風の谷へ。
の前に、昨日と同じ、オルガが一望できる高台へ。僕は昨日もう見たので、日本人おばさん運転手と話してました。どうしてウルルで仕事してんのか気になったもんで。
オーストラリア在住でも、心は日本人。日本の、感じのいい田舎のおばちゃんみたいな。
国際結婚ってやつですな。
でも、ガイドしてて、5歳くらいの子がお母さんに、「What did she say?」(ガイドさん何て言ったの?)って聞いてるのが聞こえてきて、悲しくなった…。カタカナ英語は通じないのだと…。


そして、風の谷へ。移動時間は短いけど、全力で体力回復に勤しみます。


さぁて着いたぞ。またこれから2、3時間歩くのだ。
     


ワルパ渓谷とは全ッ然違う風景だった。
真っすぐ進んで、突き当たったらそこからぐるっと一周して、また真っすぐの来た道を戻る。



                                         
岩の間にこんなに緑が広がってるなんて…せせらいでる川の隣には馬鹿デカい赤壁…


   
断面ごとに違う石の色。

     
ビューポイントではないけど、風の谷ではこの景色が1番好きです。逆時計回りで行くと終盤辺りで出てくる小丘からの景色です。


 
稀に見る降雨で、道が川になってる…


 
まっすぐ進んだ突き当りポイント。ツアー客っぽいのがいた。

     
など。約2時間半かけて、戻ってきました。

集合時間の30分くらい前にほとんど集まったので、おばちゃんガイドさんが「ワルパ渓谷もちょっとだけ見に行きましょうか」と言い出しました。せっかく遥々エアーズロックまで来たんだから僅かな時間だけでも見せてあげようという粋な心遣い。
でも僕は昨日行ってたので、まだ来ていなかった韓国人家族を待つために残ってあげることに。
たまたま居合わせたどっかのおばさまと覚束ない会話をしながら、待ってました。いきなり「What is the difference!??」って言い出すので何言ってるかさっぱりで…。結局、日本人の僕が韓国人家族を待つって話を聞いていて、「(日本人と韓国人は)何が違うの!?」って意味だったみたいです。ただでさえわからない英語で、主語省略されちゃあ、全然わからん…。

韓国人家族が集合時間きっかりに戻ってきました。オーストラリア在住らしく、お父さん以外は英語を話すのです…。5歳の娘も8歳くらいの息子も…英語上手…。兄妹同士は英語で会話するし、お母さんとはバイリンガルに会話するし、お父さんとは韓国語で会話するし…頭の中どうなってんの!??もう、感動してしまいました。話す内容はまだ5歳だったってのもカワイイポイントでしたね。


その10分後くらいにワルパ渓谷から戻ってきて、サンセットを見に行きます。この日は雲が完全にゼロな空。昨日との違いが体感できます。


     

なーるほど。ちなみに昨日のがこれ。
     


違いますねぇ。全然違う。雲があると、なんて綺麗に映えることか。感動です。

あとは帰って寝るだけ。マウントオルガのシルエットを眼前に。
   



明日も早い!

 


 
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