〜シェムリアップ 8/7〜



<行程>ベンメリア→ロリュオス遺跡→夕食→ナイトマーケット


朝ちょっと早めに起きて、朝ご飯を外で食べよう。

宿からすぐ近くの店(中華)で朝食。

   
餃子かよ!焼き餃子と水餃子。朝食としては脂っこいか?

集合場所のガソリンスタンドへ行くと、颯爽とバイクに乗って走ってきた。「2分待っててくれ!」
そうか、バイクの後ろに人が乗るための籠を取り付けたらトゥクトゥクになるもんな笑

数分後、トゥクトゥクに変身してやってきた。

小雨が降る中、片道約2時間のベンメリアに出発です!


このドライバー・・・なかなかの能天気野郎だ笑
ちょっとおしっこって道端に停車とか。喉乾かないか?5分待ってくれって言って、ガソリン注入兼ドリンクタイム。

おもしろい人。

おとといのせこい営業のときに、営業の話は日本語話せるほうに任せて、自分は乾杯連発。むしろ話をさえぎる笑
僕の予想だけど、
このドライバーは金がなくなってきたから、日本語話せる友達に金貸してと言った。でも、自分で働けと言われた。だから、僕たちをビアガーデンに誘った。お代は僕らに払わせよう、そして仕事をゲットしようと。で、交渉を日本語話せる友達に頼んだ。能天気ドライバーはとにかく仕事とお金が入ればいいから、その額までは興味なかった。だから乾杯連発。そのうちに、日本語話せる友達が僕らを口説き落としてくれた。

能天気だなー。

事実、ガソリン代が足りないからと、本当は最後に支払うお給料を前借りしたしな。んで、それを速攻使ったからな。なんというその日暮らし。

そもそも、普通は2人で30ドルではベンメリアまでは行かないらしい。遠いから疲れるし、ガソリン代もかかるし。そんな安い値段だったら、ほかの観光客捕まえるってさ。でも、このドライバーはきっと自分ではなかなか客を捕まえられなくて。英語下手だし。何回ベンメリア行ったことある?が通じなかったし。ま、僕らとしては、安くすんでよかったんだけど。日本人じゃなかっまらもっと安い・・・かもしれないけど。
ドライバーが能天気野郎でも、バイクさえ運転できればよいのだ。

というサブストーリーがあり、僕らはベンメリアに向かいます。

道中はほぼ緑で、ちょっと集落があったり、牛がいたり、トラクターのエンジン部分のみで走ってるようなのがいたり、バイクの後ろに生きてる豚二匹ぐるぐる巻きにして走ってたり。豚の足バタついてたし。
         
このペットボトルに入ってるのがガソリン。


11時5分、チケット売り場に到着。出発が9時くらいだったので、2時間くらい。途中数回くらい止まらなかったらおそらく2時間かからずに行けただろう。

まずトイレに直行。バイクで風に当たりすぎて腹壊した。きっとバイクのせいだ!そのほかにも思い当たる節は・・・いっぱいあるけど、きっとバイクのせい!


さぁベンメリア。2時間かけた甲斐はあるかな?

                   
一応中に通路は作ってあった。


ここは、日本人御用達。ほかにも中国・韓国・フランスなど来るけど、日本人多い。なぜかって、ベンメリアにいる子どもたちも知ってるこの言葉。

「ラピュタっぽい」

全てはそのためさ。世界遺産にジブリあり。緑のコケがびっしりな感じがね。バルスだね。


のぼってみた。
   


ゆっくり一周して、帰り。

ドライバー、やっぱり能天気。次はロリュオス行ってねって言ったら、30ドルではベンメリアしか行かないよって言われた。
けど、(あのせこい営業で)日本語話せるあなたの友達に言ったよ!ベンメリアとロリュオスに行きたいんだって!って言ったら、・・・そうか、わかった、って。単純。

途中の町までちょうど1時間。実はベンメリアに行くまでに、ここで一回曲がるだけ。あとはひたすら真っ直ぐ。誰でも行けるぜ。この町ではお昼を食べます。

       

デザートとして頼んだミックスジュース、卵入っちゃった。野生の味(卵の味)。二杯分のミックスジュースに生卵が一個入っただけでこうも卵味が強くなるか。

さらに進んで、途中、ガス欠して停止・・・。
してしまったところに、たまたまガソリン売り場が・・・!幸運。紙一重で、トゥクトゥクを押して歩くところだったじゃないか!さすが能天気だ!外国気質というか、嫌いじゃない!日本にいたら嫌いだけど!

そして・・・

 
僕らが向かう方向の空が暗い!!明らかに来る!!スコーーーール!!!

     
どんどん暗くなる―!!

降り出したー!!

 
オゥ・・・道が・・・。


頑張れー能天気ドライバー!転ぶなよー!!

なんとかロリュオス遺跡群の一つにたどり着いた。コンクリートで舗装されてない道での揺れはジェットコースターだったよ。

しばし軒先で雨宿り。普通のスコールなら30分くらいで弱くなるだろう。ツアーのバスなんかも雨が弱まるのを待っている。

20分くらい経ったかな。スコール弱まってきたので、強行で見に行った。僕の予想では、これから弱まっていく一方だから!


   
遺跡これだけかよ!ロリュオスのロレイ遺跡。塔が四つある以外は、僧侶さんの住処だったよ。

雨は弱まってきた。でも地面はぐしゃぐしゃだからバイクの運転は危険どけど。
ガイドブックに載ってるロリュオス遺跡群は三つの遺跡があったけど、時間的にあと行けるのは一つ。この遠いほう行ってくれって言ったら、えーって顔された笑

でも着いたら着いたで、寄ってきた売り子のことを、「こいつ、俺の奥さん」って言うようなお調子者。どこでも楽しくやってけますなぁ。

バコン遺跡。

           

さっきの塔四つしかなかったとこと違って、対称形で美しいね。象が跡形もなく砕けてたりしたけど。

遺跡入り口で、各国の言葉で「こんにちはお兄さんかっこいいー」と歌う少年たちが2人。募金箱を抱えて。。。


トゥクトゥクに戻ると、ドライバーの奥さんが3人に増えてた笑 お調子者。


さぁ帰ろうかシェムリアップへ。向こうの空が明るいぜ。アンコールワットらへん。


トゥクトウゥク雨仕様。蝶が雨宿りに来た。
   


17時半マーケット前に到着。遺跡から帰って一度宿に戻ってしまったら動けなくなりそうやからな。直接マーケット。

お疲れ、お調子者ドライバー!

昨日ハンモックを買った店へ。Tのお土産を買うため。明日また来るって言ったしね!あの店番の女の子、ほんとおもしろいしね!

けっこうな時間をかけて、10点くらい買ってたT。商売繁盛。その辺ぶらぶらして戻ってきてもまだ買うもの悩んでるんやもん。

最後に民芸ブレスレットをくれたよ。いい子だねぇ。


そして夕食!

       

ブレない!うまいよ!香草も慣れたよ!

またまたバックパッカーに似つかわしくない料金をお支払いをして、次はナイトマーケットをそぞろ歩く。
   

ナイトマーケットのほうが土産物全般安いじゃないか!オールドマーケット高いじゃないか!・・・でも、おもしろかったからいっか。あの女の子。

 
ビールを飲みながらの帰り道。お腹が張る。バイクの風当たりをきっかけに、この日は一日中腹壊しっぱなし。明日治ってくれるだろうか。

宿に戻って、ライチとマンゴーを食す。ライチは日本より甘いかも。マンゴーは変わらないかな。冷えてない分、日本より劣るかも。そしてトイレへ(腹壊し中・・・)。

四泊目。シャワーの出がまた悪くなってきた・・・最後の夜だからもういいけどさ・・・。

やはり宿に戻ると眠くなる。Zzz…

 


 
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