〜ウユニ→サンペドロデアタカマ 1/19〜
<行程>間欠泉→温泉→国境→サンペドロで右往左往→就寝
ウユニツアー三日目。
朝5時から朝食。眠い。
6時に出発。昨日は朝日を山に車で上ってからみるって言ってたのに、走ってる最中に太陽が顔出してんじゃん!でもみんな、眠いからどうでもいい。
一時間くらいして、間欠線が出てるポイントに到着。ウユニ→チリ間はほんといろいろあるなぁ。
シュゴーって、すごい音立ててる。
泥水(というよりも、粘土?)がボコボコ言ってる。湯気でうまいこと撮れん。
次は、ホットスプリング。温泉。
35℃って言ってたのに、あったかいじゃないか。40℃弱はあるよ。夏だから?
ジャパニーズスタイル=足湯しました。ええわぁ。全部服脱ぐのは寒いよ……まだ太陽出たばっかで、身体も大気も暖まってないよ……。
しかし、景観から言ったら、日本にはなかなかないと思いますよ、この露天風呂。
…遠いけど。
途中、自転車で荒れ道を行く人を見た。…死なないでね…
次は、国境へ。
ツアーのメンバーの中で、ウユニに戻る人たちとはお別れです。なかなか言葉は理解できなかったけど、仲良くなれたんではないかな?ちゃんと理解できるようにならんとな…。
バスに乗って、久しぶりに揺れないアスファルトの上を走った。窓もきれい(笑)
しばらくして、イミグレーション着。ペルー→ボリビアでは全くなかったけど、チリは厳しいらしい。空港みたいな荷物検査があった。林檎持ってた人が没収されてた。
無事通過して、標高約2400Mのサンペドロ・デ・アタカマへ。
少ない客引きとにらめっこしながら宿をどうしようか迷ってたけど、ウユニツアーの中でチリに来た人たちについていってみることに。
…が、やはりネックなのは独りだということ。チリ組は二人と三人で、ダブルとトリプルをとれるから割安になるけど、一人は高ーい…。
結局、最初客引きをしてきた宿(歩き方で一番安かった所でもある)に行くことに。荷物重ーい…。
途中で、バス会社を見つけたので寄ってみた。サンペドロからはアルゼンチンのサルタという所にバスが出てるんだけど、人気なくせに本数が少なくて早めの予約が必要らしい。というわけで行ってみたら、日曜日まで満席!(この日は水曜日)
いや……日本帰れるか……?
あれこれ考え苦しみながら、強い陽射しの中歩いて、宿に来た。ハイシーズン料金で8000C(チリペソの意。本来の表記とは違います。1ドル=550Cくらい)取られ、さらにしょぼくれる…。
とりあえず町を歩いて、ほかの会社をあたってみよう!両替もしなきゃ!ATMにも行かなきゃ!
まず最初に見つけたのはツアー会社兼両替屋。が、受付が一人しかいないので、ツアーの申し込みの人を待たなければならず、何の気無しに近くのツアー会社で両替できるか聞いてみた(そこは両替屋の看板は出してなかった)。
レート75でどう?って。つまり、ボリビア金×75の額のチリペソってこと。一件目だったので相場がわからず、とりあえず保留ってことにした。
まだ両替屋はツアー応対中だったので、ぶらぶら。
さらに両替屋発見!レートを聞いてみたら、70って。数字が大きいほうが客にはお得なので、ここはパス。さらに隣に聞いてみたら、65…。
最初の両替屋じゃないおっちゃん、めっちゃ良いレートやったんやん!
急いで戻ってみたら、おっちゃんがおばちゃんに変わってる!?
おばちゃんに行方を聞いてみるも、英語通じず……。僕が…スペイン語を…勉強すべき…なんですよね…。
仕方なくレート70で交換しました。あぁ、いつもなら面倒がって一件目で決めちゃうのになぁ…。
次、ATMへ。
今までは最初に、表示言語を英語かスペイン語を選べたのに、今回はいきなりスペイン語!
たまたまいた人に教えを請いて、英語にできたけど、お金が下りない!
残金切れ!
隣のATMでやったけど、お金が下りない!
VISAカードは使えないって!
奮闘しました…その後、町の反対側のATM(VISA可)でやっとお金が引き出せたけど、手数料で600円もとるなよ…。
もうがっくりしまくりなのに、陽射しのせいで首の後ろが痛くてうなだれることもできず……。
そういえば汗かいてないなぁ。超乾燥気候は、超汗かきの僕をも凌駕するんですね。
バス会社が15時再開(昼休憩がある)の看板出してるのに、15時半になっても開かない。前で待っていると、その10分後くらいにやっと開いた。さすがルーズ。
もうそこが最後の望みだったけど、やはり日曜日まで満席だと。
うぅぅ………と悩んでたら、もう一人客が。
なんかスペイン語で話してて、その客が、なんだよ全くもう…的な仕草をしたのでどうしたのか聞いてみたところ、申し込みはおばちゃんが来ないとできないらしい。まだおっちゃんしか戻ってきてなくて、おばちゃんはどっかで昼食べてるから、4時まで待てと。
僕が何しに来たのか聞かれたので、サルタ行きのバスがないか確認に来たけど日曜日まで満席で…と答えた。
すると、その客、
金曜日のサルタ行きをキャンセルに来たらしい!
マジか!?
マジか!!
君は幸運だな!だってさ。
いやはや全く。
まさかのキャンセル出たのです。しかもその人とばったり遭遇なのです。
4時にまた来ようって、しばし別れ。
そわそわしながらうろうろして、4時。
店に戻るも、おばちゃんはまだ。まぁ、ルーズだからな、と待つ。
5分くらいでおばちゃんが戻ってきて、僕が事情説明を試みた(おばちゃんは英語可)。
さっきサルタ行きのキャンセルの人が来たから、僕をその穴に入れて!もうすぐその人来るから!
が、キャンセル??あるわけないじゃない。日曜日まで満席なのよ、バッカじゃないの。キャンセル待ちしたいの??だったらここに名前と宿の電話番号書いといて。はいはい、じゃあね。
冷たー………
おっちゃんもなんか言ってよ…さっき話聞いてたじゃないか…なんで黙ってテレビ見てんのよ…と言いたいけど、おっちゃんにはスペイン語しか通じない……。
さっさと出て行きなさい的な感じだったので、仕方なく店の前にて待つ。
すぐに、さっきの人が来た!
店に舞い戻って、見事金曜日のサルタ行きをゲット!!!奇跡だ!!!
ざまぁみろおばちゃん!!!
あんた、ラッキーだねと言われたよ。そうさ!結局最後にはラッキーが起こるのさ!
サルタ行きのバスについて。ネットで調べた時は2社合わせて週5便とあったけど、もっとあるんじゃないかな?片方の会社で5便くらい。未確認だけど、僕の乗ったgeminis社はそれくらいあったと思う。プラスαが他の会社であるから…。まぁそれでも日曜日まで満席だったけどね。
心が軽くなって、心機一転町ぶらぶら。
土産はあまり代わり映えしないなぁ。ほとんどペルーボリビアと隣同士だから、その色が強い。チリはサンペドロだけだから、もっとチリらしさが見たかったなぁ。
特に惹かれる物はなかった…。
4〜5時くらいの時間帯、みんな同じドラマ見てた。一応店番をしながら…。日本でいう昼ドラ的なやつだと思う。
スーパー行ったら、高い!3倍くらいの値段!買う気失せるわ…。
あまりお金も使いたくなかったけど、せっかくチリに来たのだからと、歩き方に載ってる料理を出すレストランを宿の人に聞いて行ってみた。
でかい!やはりチリもデカイのか!?
パイみたいなんは、中にチーズとトマトとオリーブの葉かな?
スープの中にはごろっとしたイモとカボチャと牛肉。牛肉がスプーンで切れるほど柔らかいのだ!
全部合わせて800円くらい。ペルーボリビアなら300円くらいだなぁとも思いつつ…うまかったけど。
そして早めのベッドイン。この宿、女性が多いなぁ…。確かにきれいな宿だし、ネットフリーだし、キッチンあるし。
でも、5人部屋で僕以外女ってのは……ヤだなぁ…。ヤンキーみたいな男しかいない部屋の次にヤだな(笑)
本読んでたら、いつの間にか寝てしまった。