〜41km地点 1/26〜



<行程>日本人会館→鳥居→ふらふら→昼飯→シエスタ→お話を聞く→居酒屋→スナック→泥酔


朝9時まで一回も目が覚めなかった。ドミトリーの、しかも二段ベッドの上段でそんなにちゃんと寝たのはこの旅初かもしれない。

ペンション園田。扇風機のみの二段ベッドの6人部屋7ドル。冷房あり、普通のベッドの4人部屋8ドル。


10時くらいから、宿の自転車を借りて散策に出かける。僕の下側に寝てた人といっしょに行動することになった。


まず、いきなり国道を逆方向へ…その人も方向音痴みたいだ… 発電所だか大豆精製所だかわかんないとこに来てしまって、引き返す。暑ぃー!
 


国道を除けば道は石畳みたいで自転車こぎにくいし、そもそも自転車が古いし、暑ぃー!
暑いは暑いでも、中から渇く暑さ。喉がカラカラになっていく。サンペドロアタカマは、外がカラカラになる。身体の表面やら、唇やら。慣れてるのは前者だからこの暑さに親しみはあれど、暑いもんは暑い!!

戻って逆方向へ進み、スーパーで普通に買い物してた普通の日本人親子に聞いたりして、シエスタ前ぎりぎりの11時に日本人会館に到着。
 

日本人会館の人が、移民の歴史やらなんやらを説明してくれるらしい。
昨日は夜10時を過ぎてこの日本人移住区に辿り着いて、せっかく来たのに素通りでイグアスの滝ってのも、と思って。やっぱちゃんと学んでから行くべきでしょう。

4時にアポとって、自転車で二人ふらふら。鳥居と公園。
               


スーパーの2階にある小さな甘味所。日系二世さんがいる。
   

南米のパンはどれもおそろしくパサパサだけど、ここは日本の味。長期旅行者の胃には日本食がしみるかもねぇ。

そうだ、ここで同行してる日本人について書いておきましょう。
その人はなんと、僕と同じ阪大生!しかも同じ理学部物理学科!向こうは博士一回生だけど。でも、中退するらしい。で、夏に内定も決まって、五ヶ月間の世界旅行。突飛な人だ。でも同じ学科ってことは、どこか物理の研究室に属していたわけで。僕は帰ったら4回生になって、どこかに属するわけで。研究室紹介の時に「あなたの研究室の〜〜さんにパラグアイで会いましたよ」なんて話したら、もう爆笑ですねって話してた(笑)実際、手紙を託されました(笑)

そんな奇跡的出会いもあって、急いでイグアスの滝行かなくてよかったなぁって。時間はギリギリだけど。

甘味所のあとは、再び自転車乗って放浪。何があるわけでもないけど。


               


・会う人みんなに挨拶!50年前の日本の村に来たと思いなさい!
・失礼のないように!
・「日本の裏」はダメ!「日本の反対側」はぎりぎりok
・私有地の田畑には1m以内に近付くな!撃たれる。ほんとに。法律で許可されてるから。

とか、暗黙のルールはあるらしいですよ。僕らは訪問者ですから。

日本に行ったことあるって人もけっこういる。皆印象は、「忙しそう」。 こんなまったりしたとこに暮らしてたら、そりゃあねぇ。


国道から奥に入っていった道をてきとうにぐるっとまわって、最初間違って行った大豆精製所っぽい所まで来て、帰りました。 宿と国道を挟んだ向かい側にある店で昼食。

 
ラーメン。これといったこだわりが全く感じられなかった、ただのラーメン。ほかの品々は量多いのに、ラーメンだけはラーメンサイズな、ただのラーメン。醤油味。

ラーメン屋もあるみたいなんだけど土日しかやってないみたいで…行きたかったんだけど…美味しいかどうかは知らない。


そして午後2時。約束の時間まで扇風機の生ぬるい風を受けながらプチシエスタ〜。暑いなぁー。


午後4時、日本人会館の方からお話を聞きます。おもしろい話をいっぱい聞いた。
             
正直に言って、これを書いているまさに今、酔っ払っていて、まともなことが書けません…。
あとでまた追記するかな…。


スーパーを眺めて、
 


その後、居酒屋へ。

 
どこが居酒屋!?っていうなんでもない普通の裏口みたいな扉を通って、入りました。

   
川魚の刺身。「ボガ」って言ってたっけな…?
地元の、日系一世の人から、若干酔いながら話を聞く。ビール一瓶くらいならまだ大丈夫。酒が入るとみんな喋るねぇ。おもしろい。…毎日はやだな。

先輩は、やばい…酔ってらっしゃいます…。


続いて、カラオケ、というよりスナックへ。
 

2002年とかで時代は止まってるみたいで歌える歌があまりなく、僕は聞いてるのみ。理性を保たないと…!
先輩はやしきたかじんを歌いながら、すでにぐでんぐでん。ぐたっと数回眠りに入りそうになりながらも、必死に持ちこたえる。ちなみに、次の日にもちゃんと記憶はあったみたいです。いいのか悪いのか…?

僕も理性は保ちながらも、焼酎水割り(ロックだったらマジでやばかったなぁ)を飲まされて足元はなかなかのアブナさだったので、10時過ぎには宿へ帰らせてもらいました。


先輩を寝かせて、同部屋で明日一緒に出るという人に朝を任せて、なんとか保っている理性でシャワーを浴びる。


そして、なんとか保っている理性で目覚ましをかけて就寝。 明日は5時起き………。


この日記を書いているのは当日酔っ払った僕。リアルタイム日記です。更新はあとからだけど。 ……大丈夫ですか!?自分!?

 


 
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