〜アレキパ 1/10〜



<行程>カニョンデルコルカ→宿→クスコへ


AM2:10起床。眠すぎる!


バスに乗り込んで、コルカキャニオン日帰りツアー。片道5時間以上かかるから、夜中からの強行出発!


6時過ぎ、なんか寒ーい所に到着。標高はたぶんもう3000M超えてるんだろうな。まだなにもなってないけど。
でも、日の出をしたばっかだし、寒い!
     


さらにバスは走り、チバイに到着。朝めし。
       


ここで、ナスカで会ったアルゼンチン人と再会!まぁ、ペルーの王道ルート通ってたら再会もすらぁね。連絡先を交換しました。

朝めしは、パンとティーパックと搾りたてジュース(ただし常温)。ジュースが冷たかったらなぁ。めっちゃうまいだろうに。


バスはいくつかのビューポイントに止まり、やがてコルカキャニオンに到着。朝の寒いとこからずーーーっとでこぼこ道で、疲れた……。

 

     

             

 
ほかのツアーもいっぱいいて、まだコンドルは飛んでないみたいね。


コンドルがいなくても充分すごい景色だけど。
         


しばーらく待っても、コンドルはやってきません。
バスで隣だったブラジル人とずーっと話してた。いや、話しかけられてた。
もう、すんごいの。明石家さんま二世?っていう。ワールドワイドな友達作りはいいけど、もうちょっと休ませてくれ…高山病でちょっとやられ始めてる脳みそで英語を処理するエネルギーを出すのはキツイのだ…

でも、空気を読むのは難しいらしく…。トイレ行こうって、仕方なくついていく。



ふと、トイレから戻ると、みんながぞろぞろ戻ってくる。

…コンドル飛んだらしい。


おいおーい、ブラジル人ー…


まぁ、いいけど。ナスカの足止めの時点でコルカキャニオン行きは諦めてたんだから。美しい景色が見られてよかったさ。


そしてもう一つ判明したことが。

高山病やばい。
アレキパまで夜行バス+昨日もほぼ寝ていないってのもあるかもしれないけど、モロかかった。コルカキャニオンは3500Mくらいなんだけどなぁ。

今夜のクスコ行きの夜行バスやばいかもなぁ…3400Mくらいに行くし。



そんなんで、帰りのバスはずっと寝てた。でもブラジル人は話しかけてきて…
 


行きに寄ったチバイで昼めし。でも腹は減ってなくて、温泉に寄るコースもあるよってことで、そっちに行った。ブラジル人からの解放!


といっても温泉に入る気はなく(水着は持ってたけど)、1時間ぼーっとしてた。
既に高山病は進行してたので、1時間休んだくらいじゃ治らず…ちっとは回復したかな?
     


温泉からチバイに戻ったけど、レストランに入る気はないので、たまたまレストランに入らなかったスイス人カップルと行動を共にすることに。
お互いノープランだからふらふらするだけだけど。

彼らは世界一周中で、日本にも行くらしい。秋葉原と下呂温泉を紹介しておいたよ。マンゴーありがとう。

スイス人の英語は聞きとりやすくていいなぁ。
今回のガイドは一応英語を喋るんだけど、僕にはスペイン語訛りが強くてうまく聞きとれなかった。隣のブラジル人(主言語はポルトガルだけど、英語も堪能。ボルトガル語とスペイン語はけっこう似てる)に通訳してもらったり…。
だって、抑揚はないし、cとかザ行の発音は英語じゃないし。…はい、僕がもっと成長すればいいんですよね。

オーストラリアは、やっぱり訛り強かったんだなぁって感じた。まぁ、ヨーロッパ系の人の英語も聞きとれなかったんだから、単に僕の未熟者!ってことなんだけど。
それにしても、あの時よりは、会話できてるかもな。成長はしてるかな?


チバイでぶらぶら。
         

 
嵐!?ペルーですが!?


の後は、帰るだけ。ぐったり寝るだけ…

さすがにブラジル人もぐったりしてるのを感じ取ったみたい…。



アレキパに戻ったら、なんか式典?葬式?やってた。
   



宿に戻る前に、ツアー会社に今夜のバスチケットを取りに行く。

…40ソル??

昨日70ソル払ったんですけど!って訴えたら、わかった返すから宿のオーナーに言ってくれって。

…宿のオーナー関係なくない??

とりあえず一回帰って、スペイン語しか通じないオーナーに言ってみる。子供と、とてつもなく人の良さそうなおじいさんがいたけど、英語一本では太刀打ちできず……


と、そこに、英スペ両刀の旅行者が!

モメてみるも、やっぱり宿と斡旋会社は関係ないみたいで、ま、いいや、バス停行くのに通り道だし、また自分で行きます…と伝えてみるも、なかなか伝わらず……なんだか事が大きくなってきたので、「ごめんなさい、自分一人で解決します!迷惑かけました」って最後に通訳してもらって、一件落着(?)。


と、そこに日本人滞在者が現れる。51歳で、永住先探しの旅をしてるんだって。かっこいー。

あぁ、また今日も日本語話しちゃったな(スイス人とふらふらしてるときに昨日の三人と会って、二言三言は交わしたけど)、と思ったけど、やっぱ異国で日本語があるってのは安心するみたい。高山病の頭痛が若干残ってたのもあり、またやる気が出てきた。
おじさんは僕とは逆ルートで、これからリマ→日本らしい。僕が行く予定のウユニもイグアスも行ったらしく、生情報ゲットしました!

英語話せないのに、指差しスペイン語帳だけですごいなって感心した。だから日本人宿とかも多く行ってるみたいで。

僕は、海外に来て日本人宿はどうかなって思ってたけど、自分がエネルギー切れにならないためにも日本語は必要かもって感じた。
四六時中日本語漬けはダメだけど、一歩宿を出たらそこはスペイン語飛び交う異国なわけだし、ツアーに行けば外国人とも話すわけだし、日本人宿といっても、日本にいる日本人の話とは世界観が違って(世界一周旅行者ばっかだから)おもしろいし。


ってことで、おじさんの薦めもあり、クスコでは日本人宿に行くことにしました。


あともう一つ。おじさんは、タクシーはあまり使わず、できるだけ現地人用のバス(ここではコレクティーボという)に乗るようにしてるらしい。
それを見習って、初!コレクティーボ体験!町から3kmの高速バス用のバス停まで行ってみよう!をやってみた。


ツアー会社で30ソルを取り返して、いざバス探し!

バスから身を乗り出して行き先を叫んでるけど、聞き取れない!スペイン語だし!

で、その辺にいた警官に「テルミナル!(ターミナルの意)」って聞いて、バスから乗り出してる人にも聞いて、乗車!

乗り出し案内人に、着いたら教えてって言って、でかいバックパック背負ってる人なんて僕だけの、オール現地人バスは走る。


ここだよ!みたいに(きっと)言われて、0.7ソル(タクシーなら5ソルくらい)払って、あっちに歩けば着くよ!って。


けっこう歩いたけど…1kmくらい歩いたのでは…でも着いた!よかったよかった。…疲れた。



バス停着くまでに10人くらいには聞いたのではないだろうか。


でも着いたー。


バス停では、違うバス会社だけどまたもやアルゼンチン人に再会して、またマチュピチュで会うかもねって会話して、荷物を預けた。

…前にいた旅行者は30ソルだった…。やっぱり国によって違うのね…。


リマ→ナスカ→アレキパとは違う、ツアー会社の提示した中で一番安いとこにしたけど、中は同じだった。偶然?
席もまた一番前だった。これは偶然。

でもテレビはついてないし、ご飯は超簡易だった。ご飯と言えぬ。ま、いいけど。
 


バス会社変えて正解だったな。


さて、起きたらクスコかな。

 


 
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